2005年10月15日

牛丼専門・サンボを喰らう!〜秋葉原サンボマスターへの道〜

秋葉原の裏通りにあるサンボという店をご存知だろうか?
「サンボ」と聞いて“ロシアの格闘技”だと思った方は
私と同類の格闘技好きであろう。
私も始めてその名を聞いた時、真っ先にそう思ってしまった。
しかしこの「サンボ」というのは勿論ロシアの格闘技など
ではなく“牛丼専門店”なのだ。
文字通り牛丼専門店であり、吉野家やすき家をはじめとする
牛丼屋にありがちな特殊な牛丼やサイドメニューの類は一切
ない。


この牛丼ショックの中、頑なに牛丼を提供しつづける店
それが「牛丼専門 サンボ」なのだ。
まさに牛丼の牛丼による牛丼のための店であるといえよう。

場所は中央通りから一本外れた裏通り。
PCパーツショップが軒を連ねる一角に「サンボ」はある。

IMG_1843.jpg

その外観と佇まいは古き良き昭和のかほりが・・・と
思いきや、実際に店の周囲に漂うのは強烈なまでの
牛丼のかほりである。

おそらく看板がなくとも、このにほいだけでこの中で
牛丼が作られているであろうことを容易に想像できる
と思われる。
ひっそりとした佇まいとはうらはらに、その牛丼の
にほいはこの「サンボ」という店の圧倒的な存在感を
醸し出している。


窓から店内を覗き込むと昼時は既に過ぎていたのにも
関わらず、多くの客で賑わっていた・・いや賑わって
いるのとは少し違う雰囲気が漂っていた。
静かなのだ。独りの客が多いということもあろうが
皆、楚々として黙々と牛丼を食している。
私はその理由を後々知ることになる。

ちなみサンボを構成する店員は全部で3名のみ。
店主のおじさん(通称・ムッシュ。吉野家で店長を
していたという噂アリ)とその奥さんと思しき女性 (通称・マダム)、そして年の頃20代ではないかと
思われる青年(マダムとムッシュの息子説が有力) といった構成だ。

店内に入ると、牛丼の臭気は更に濃度を増す。
と同時に店内の異常な熱気に驚かされた。
この日は秋晴れであったが、夏日に近い暑さだったのだが
店内の熱気はそれに拍車をかけるようだった。
牛丼のかほりと熱気に否応なしにここが牛丼屋だと
認識させられる。

とりあえず空いていた壁の近くのカウンター席に腰を
下ろした。カウンター席の前に人が通るスペースはなく
何故か玉葱の空き箱が無造作に積まれていた。

すかさず青年がお茶を運んできた。
何故か薄〜くて熱〜いお茶である。
聞くところによるとサンボでは一年を通して熱々薄々
のお茶が出されるそうだ。
  
  ( ゚∀゚)お茶ウマ〜!  
  ( つ旦O
  と_)_)


しかもただでさえ暑い店内にエアコンの類はなく
年代物の扇風機が一台、カウンター内側の玉葱の空き箱の
上で首を振り続けているのみである。

暑い店内熱い牛丼そして熱いお茶、この一見ミスマッチ
とも思える組み合わせこそ、“オレ流”ならぬサンボ流
なのだ。

    _,._
  ( ゚ Д゚)サンボ流!
  ( つ旦O
  と_)_)

壁には「定価表」と書かれた所謂メニューが掲げられている。
普通ならば「お品書き」とか「メニュー」などと書く
はずだが、あえて「定価表」と書いてあるあたりに
並の牛丼屋とは違うサンボならではの拘りが感じられる。

ちなみにサンボの牛丼メニューは以下の通りである。

*********************************************
・牛丼 並 400円
    大盛 500円

・お皿(ご飯付) 450円

・牛皿(ご飯付) 650円

・みそ汁 50円

・玉子   50円
*********************************************

「お!?並盛が400円?300円位で牛丼が
食べられるこのご時世にちょっとお高いんじゃない?」
と思われる方もいるかもしれない。
実際、最初は私もそう感じた。
しかし驚くなかれ、サンボの牛丼の並は他店の牛丼の
大盛りに匹敵するヴォリュームなのだ。
では大盛は・・・そう、他店の特盛以上のヴォリューム
ということになる。

サンボ未体験の無知な私は、それを知らずに「大盛」を
注文してしまったのである。

この後サンボ牛丼・大盛の洗礼を受けることを知る
よしもない私の目の前に牛丼・大盛りが運ばれてきた。

IMG_1839.jpg


あ、溢れとるやん・・・


丼のエンドラインギリギリまで盛られたご飯。
その上に無造作かつ豪快に盛りつけれた具。
その豪快っぷり、ワイルドっぷりは丼から溢れんばかりに
っていうか、既に溢れてこぼれかかっている具
からもお分かりいただけることと思う。
まさに野趣溢れる逸品である。

IMG_1841.jpg

備え付けで定番の紅生姜七味があるのだが、まずは
具そのものの味を確かめるべく肉だけを食べてみる。

マジ( ゚Д゚)ウマー!

ほぼ一口サイズに切られた肉は柔らかく、適度に脂が
入っていて美味である。スジも少なく食べやすい。
一説によればサンボの牛肉はオーストラリア産の上質な
部分を使用しているらしい。

次に玉葱はどうか。
トロトロに煮込み過ぎた状態ではなく、適度な歯応えが
感じられる程度に柔らかく煮込まれていて美味い。

総合的な味としては、濃からず薄からず私的には丁度良い
味付けであったと思う。
吉野家に似ているようで、似ていない独特なオリジナリティ
のある味付けは、家庭的な牛丼と言えるかもしれない。


具を楽しんだ後は食欲の赴くままにガツガツと食べてる
のだが、ご飯が一向に減らない
食べても食べてもご飯が泉の如く湧いて出てくるような
錯覚さえ覚える。
まさにご飯の無限地獄である。

だが食べていて飽きがこないのは、その絶妙な具の味付け
によるものであろう。


普通の牛丼を食べる時よりも倍近い時間をかけてようやく
完食に至った。それだけご飯の量が多いのである。
これで500円という価格なのだからコストパフォーマンス
は高いといえよう。

ちなみにサンボで1番味が良い時間帯は午後3時以降という
情報を先日得ることができた。
今度はその時間帯を狙って食してみたい。

なおサンボにて牛丼を食するにあたり、サンボ愛好家の間で
暗黙の了解とされる「サンボ7ヵ条」を記しておく。 (サンボファン.comより一部抜粋)

◇大人数禁止。知らぬ顔でバラバラ入店推奨。
◇子連れは店外に放置プレイ推奨。
◇馴れ合い厳禁。殺伐推奨。
◇お茶出しより先行の注文禁止。
◇携帯・通話・メール禁止。
◇ねぎだく、つゆだく等、個人のきぼんぬ禁止。
◇食べ残し禁止。
◇質問禁止。
◇ペットボトル持込禁止

以上である。
サンボにてこの7ヵ条を遵守できぬ者ははどうなるのか?
一説ではサンボの裏手に連行され牛丼の材料にされてしまう
という噂がまことしやかに囁かれている・・・。
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


こんなことを書くと非常に敷居の高い店だと思われがちだが
実際は古き良き食道の面影を残す、謎と伝説に満ちた
良い店であることは間違いない。
秋葉原にお越しの際はお気軽に立ち寄っていただきたい店である。

***************************************************
・店名:牛丼専門 サンボ

・住所:東京都千代田区外神田3-14-4

・営業時間:おおよそ正午〜午後7時位まで
      場所はこのへん
・定休日:不定休
***************************************************

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posted by むねやけ六郎 at 00:40 | Comment(7) | TrackBack(3) | 丼物系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
サソボでお薦めなのはお皿でしょうか・・・
牛丼(並)に50円プラスするだけで、しらたきと豆腐が追加されます(´・ω・`)
Posted by Linegod at 2005年10月16日 01:18
>Linegodさん
おはようございます。<(_ _)>
Linegodさんがおっしゃる通り
サンボで1番コストパフォーマンスが良いのは
「お皿(ご飯付) 450円」でしょうね。
牛肉だけでなく、しらたきと豆腐が入っている
というのは他の牛丼チェーン店ではないメニュー
ですし、なによりボリュームも多い。(≧∇≦)b

今度はお皿を注文してみたいものです。
ちょっと奮発して「玉子 50円」を付ければ
「すき焼き定食」な風情。( ゚Д゚)
Posted by むねやけ六郎、 at 2005年10月16日 10:57
こんにちは^^)

"大盛り"イケルんですね。
スゴー!Σ( ̄□ ̄;)
若かりし頃は大盛りでも平気でしたが、最近は"牛丼ミニ"で満腹になれます。
年ですなf^^;)
是非、門前仲町にある「ラーメン弁慶」の大盛りをチャレンジして欲しいです。(ご存知だったらスンマソン^^;)「二郎」と同等かそれ以上の気がします。(汗)
ではでは(^^)。
Posted by kasachu at 2005年10月17日 11:38
>kasachuさん
こんばんわ。 ε=ε=ε=ε=ε=(。・ω・)_旦~~ オマタセー
“大盛り”イケました。
とはいっても、やっとってな感じです。
ホントにご飯が減らないんですよ。
あの盛り具合は絶妙ですね。

「ラーメン弁慶」はまだ行ったことがありませんです。(^^;)
大盛りが「二郎」以上なんですか!?
Σ(゚Д゚;エーッ!
1度食べてみる価値ありですね。
情報ありがとうございます。<(_ _)>
Posted by むねやけ六郎、 at 2005年10月17日 23:04
むねやけさん、おはようございます。

ついに「サンボ」に行って来ましたよ。むねやけさん
から教えてもらった7ヶ条を胸に秘め、特に

<お茶出しより先行の注文禁止。>
には十分気をつけて緊張していたのですが、お店のお
ばさんから、お茶を出される前に「何にします?」と
聞かれて、思わず注文しちまいました(笑、あ、お茶
は、その後すぐにもらいました。)

牛丼大盛りと味噌汁を頂きました。確かに、牛肉とメ
シの盛りはたっぷりですね。吉野家の大盛りの1.5
倍はあるかも。(先日、築地の吉野家でも、牛丼大盛
り食いました。)

七味と紅生姜もたっぷり使って、がつがつとやっつけ
ました。(欠食児童か?)うまかったです。ありがと
うございました。(それにしても、秋葉原...ほんと
「筋金入りのオタク!」って感じの人がうじゃうじゃ
いますね。笑)
Posted by 西葛西住人 at 2005年12月10日 10:14
>西葛西住人さん
こんばんわ。<(_ _)>
おお!「サンボ」に行かれたのですか?
しかも例の7ヶ条も覚えていてくださって
いたとは。(TдT) アリガトウ

「お茶出しより先行の注文禁止」のはずが
先にマダムから注文を聞いてくるとは!
なかなか興味深いイレギュラーですね。( ゚Д゚)
秋葉原の変化と共に「サンボ」にも変化が
訪れたということでしょうか。
ホント近頃の秋葉原は微妙に変化してましてね。
やはりヨドバシカメラがOPENしたという
こともあり、アキバ住人だけでなく様々な
人々の流動が・・・(長くなるので以下略)。

なんと!「牛丼 大盛」ですか?
いきなりスゴイですね。w(゜o゜)w
私の場合、予備知識なしで「大盛」を注文
してしまったので、テーブルに運ばれてきた
時は、そのヴォリュームに驚いたものです。

やはり七味と紅生姜は必須ですよね。

しかし西葛西住人さん、サンボの大盛を
注文して余裕で完食するとは、なかなか
ツワモノですね。(;´Д`)スバラスィ
いや〜でも、美味しく召し上がって
いただけたようで、ご紹介した甲斐があります。

これで西葛西住人さんも立派な
「サンボマスター」ですね。(σ ̄ー ̄)σ


確かに秋葉原には筋金入りの“OTAKU”が
たくさんいますよ。
私もある意味そうなのカモ。( ̄□ ̄;)!!

そういえば西葛西住人さんは
「おでん缶」は食べたことありますか?
Posted by むねやけ六郎、 at 2005年12月11日 00:11
むねやけさん、おはようございます。

>サンボの大盛を注文して余裕で完食すると
>は、なかなかツワモノですね。

あはは。比較的大食いの部類に入るかも知れま
せん。丼物、ラーメン、定食の飯なんかは、ま
ずは「大盛り」を基本にしています。ざる蕎麦
なんかは、必ず2枚食べるし。(苦笑)

>「おでん缶」は食べたことありますか?

話には聞いたことがありますが(テレビでも見
た)、未体験です。おでんを食うとどうしても
酒(熱燗)が呑みたくなるんですが、あの「お
でん缶」を「ワンカップ酒」を片手に路上でや
っつけるってのは、ちょっと精神的抵抗があり
ますね(笑)。

おでんと言えば、最近気に入ってるのは、南砂
町の駅の出入口(西葛西寄りの方)近くに毎晩
(除く、日曜)出ている屋台。あそこの汁がし
みた大根、ちくわぶ、厚揚げ(これらは全部1
00円)は最高です。(完全におっさんモード
だな。)

↑おおっ!「C級グルメ」に相応しい話題だ!
(笑)

Posted by 西葛西住人 at 2005年12月11日 11:07
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